検査の全体の流れ

睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合、まずは問診により、睡眠の状況や日中の行動について確認を行います。睡眠中の無呼吸やいびき、眠っている様子などは患者さん本人では自覚しにくいため、ご家族や同居者からの情報が参考になります。できれば、最初の診察時には同席していただくと良いでしょう。
問診の結果、検査が必要と判断されれば、「スクリーニング検査(PG検査)」「精密検査(PSG検査)」の順に検査を行っていきます。

検査から治療までの流れ

AHI(無呼吸低呼吸指数)

検査の内容

検査をしている人スクリーニング検査は、自宅で睡眠中の状態を調べる簡易検査です。血液中酸素濃度と脈拍数を測定するセンサーを指先に装着し、呼吸の状態や、呼吸により酸素が取り込まれているかどうかの確認を行います。圧迫感などはなく、自宅でいつものように就寝することが可能です。
スクリーニング検査の結果、睡眠時無呼吸症候群の可能性が高いと判断されれば、専門的な治療の適否を判断する目的で精密検査を行います。これは、無呼吸の回数を調べるほか、脳波や筋電図、心電図などから睡眠パターンをくわしく分析するもので、通常、医療機関で1泊以上の入院が必要ですが、はなまるクリニックでは宅配サービスを利用し、自宅で行える精密検査も実施しています入院して行う場合に比べ、時間的にも費用的にも負担を少なく実施することが可能です。
また、小児の場合に入院して検査を行うとなると、他の兄弟(姉妹)の育児上、一泊入院が難しかったり、お子さん自身が病院で夜を過ごすストレスから装置を外すことなども懸念されます。はなまるクリニックでは小児においても自宅での検査を実施しており、お子さんはふだんの環境下で、安心してスクリーニング検査から精密検査までを受けることができます。

検査結果による睡眠時無呼吸症候群の診断

精密検査の結果、無呼吸の回数が「ひと晩で30回以上」、もしくは「1時間あたり5回以上」で、日中の眠気などの症状が認められれば、睡眠時無呼吸症候群と確定診断されます。 さらに、無呼吸の回数が1時間あたり5回以上15回未満であれば軽症、15回以上30回未満であれば中等症、30回以上なら重症となります

※小児の場合の重症度は、無呼吸の回数が1時間あたり1回以上5回未満であれば軽症、5回以上10回未満であれば中等症、10回以上なら重症となります。

睡眠時無呼吸症候群の治療については以下ページをご覧ください。